2018.05.22玉城なつみオフィシャルブログ
ダイエットの効果を引き出す栄養素〜脂肪燃焼〜
DIETA パーソナルトレーニングジム / パーソナルトレーナー 玉城です。
だんだん暖かくなってきたこの時期、
ダイエットを頑張っている方は、多いのではないでしょうか?
前回の内容に引き続き、【ダイエットの効果を引き出す栄養素】の中の、
本日はタイプ①の《脂肪燃焼を活発にする栄養素》をお伝えしていきます( ̄^ ̄)ゞ
ダイエット効果を引き出す主な栄養素
タイプ①脂肪燃焼を活発にする栄養素
〜カルニチン〜
カルニチンは、体内で合成されるアミノ酸(体を作る栄養成分)の一種。
脂質がエネルギーとして代謝されるために必要な栄養素です。
正確にはカルニチンの中でも「L-カルニチン」を指します。
このカルニチンには、運動時に摂取することで脂肪燃焼を促進する効果があります。
筋トレや運動をある程度の時間続けていると・・・
体脂肪が”遊離脂肪酸”という細かい脂肪に分解されて血液に流れ込み、筋細胞に取り込まれます。
その”遊離脂肪酸”はカルニチンと結合することで、
細胞内にある”ミトコンドリア”という細胞器官に入り、エネルギー代謝が行われるのです。
(ミトコンドリア:細胞の中にある機関の名称。呼吸によって活動するエネルギーを生産します。)
ということは・・・
運動をしている人には、より効果を感じやすい栄養素です。
また、”αリポ酸”という成分と一緒に取ると相乗効果が高まるため、現在では2つを混合したサプリメントも販売されています。
《食材》
赤身のお肉に豊富に含まれている。
その中でも、羊のラム肉やマトン肉に特にオススメ!
〜コエンザイムQ10〜
コエンザイムQ10は、エネルギー物質(ATP『別名:アデノシン三リン酸』)を作り出す為の補酵素の1つ。
コエンザイムQ10は、体内に広く分布しており、細胞内の”ミトコンドリア”に存在しています。
補酵素であるコエンザイム Q10は、脂肪酸のエネルギー代謝に関わる酵素作用を助ける働きがあります。
しかし、この栄養素は加齢と共に体内から減少する為、それに伴って脂肪のエネルギー代謝も減弱していくのです・・・
食事やサプリメントからコエンザイムQ10を摂取することにより、こういった衰えをリカバリーできると考えられます。
また、強力な”抗酸化作用”があり、健康維持にも効果的な成分です。
《食材》
イワシやサバ、豚肉、牛肉、大豆、ピーナッツ、きなこ、ごまなどに多く含まれれる。
サプリメントの方が一定量を取りやすいのでオススメ!
〜リポ酸〜
これもまた、細胞内の”ミトコンドリア”に存在する補酵素の1つ。
コエンザイムQ10と同様にエネルギー物質とされるATPの生成を助けて脂肪の代謝を促します。
特にリポ酸は、糖質のエネルギー代謝を促進する強い性質を持っている為、体脂肪のもととなる脂質と糖質の両方の代謝に対して効果を発揮します。
体内で合成されますが、加齢とともに減少していきます( ;∀;)
食材には微量しか含まれていない為、サプリメントの方が取りやすい栄養素です。
最近は似た作用を持つコエンザイムQ10を混合した商品も多く販売されているようです。
〜茶カテキン〜
茶カテキンは、緑茶の中に多く含まれる成分で、”抗酸化作用”も働くポリフェノールノの1種でも多く知られている栄養素です。
近年の研究では・・・
高濃度の茶カテキンには、脂肪燃焼を促進する作用があることも認められ、
消費者庁が許可する特定保健用食品でも、高濃度茶カテキンの脂肪燃焼効果を狙った商品が多く出てきています。
高濃度の茶カテキンは、摂取すると血流に乗って肝臓へ。
肝細胞の”脂肪燃焼酵素”の遺伝子発現量を増加させます。
茶カテキンのこれらの作用によって、肝臓での脂質代謝が期待できるのです。
〜HCA(ガルシニア)〜
HCA(ガルシニア)は、東南アジアなどでスパイスとして利用されているガルシニアという果実の皮に含まれている成分。
クエン酸と似た働きを持っており、摂取したHCAが体内の細胞に入ると、クエン酸に代わってATPクエン酸(脂肪燃焼酵素の1つ)と結合します。
この脂肪燃焼酵素とクエン酸が結合すると、脂肪の燃焼を阻害する作用が働きます。
脂肪の燃焼を阻害する作用が働くため、この結合を阻止することで結果的に脂肪燃焼が促進さえれるのです。
食材から取ることは難しいため、サプリメントで摂取するのが効果的です!
そこで・・朗報!!
トレーニングに欠かせない補助食品が「プロテイン」。
DIETAで取り扱っている『STDカッティングプロテイン』には、”L-カルニチン” ”ガルニシア”が含まれております。
その他にも、体脂肪蓄積を防ぐMCTオイル(中鎖脂肪酸)や筋肉合成や回復を促すHMBカルシウムなど・・・
ダイエットに特化した成分が豊富に含まれております^ ^
ぜひ、参考にしてみてください。
次回の内容にダイエット効果を引き出す主な栄養素〜タイプ②〜をお伝えしていきたいと思います^ ^
*参考文献*
『筋肉をつくる食事・栄養パーフェクト事典』(監修者:岡田隆、竹並恵里)
//////////////////////////////////////////////////////////////////////////
玉城 なつみ
株式会社DIETA パーソナルトレーナー
NSCA-CPT
ピラティスベーシックマットインストラクター
2014 BEST BODY JAPAN 日本大会ファイナリスト
2017 BEST BODY JAPAN 千葉大会入賞
女性のボディーライン作りを専門としています!女性の体に合わせた食事アドバイス、
エクササイズ(トレーニング・ピラティス・ウォーキング)を通して姿勢、動きの改
善をし、日常生活から綺麗な体が作れるようサポートします。
【DIETA麻布十番店】
東京都港区東麻布3-7-11 パークサイドビル2F
麻布十番徒歩1分
無料カウンセリングはこちらから
https://dieta.jp/
仕事の依頼はこちらまで
natsumi.tamaki@dieta.jp