ブログ

体組成計あるある！～大山さんの挑戦③～

DIETA　パーソナルトレーニングジム / パーソナルトレーナー 玉城です。

前回、大山さんのダイエットに密着取材をした時にこのような場面がありました。

それは・・・体重測定の時です。

前回のブログで、「体重」より「体脂肪」減を目指そうとお話をしましたが・・・

前回の大山さんの測定結果はこうでした。

初回

58.7ｋｇ　　26.6％

1週間後

57.9ｋｇ　　26.8％

「体重減」は、しっかり見られたのですが・・・
それに対して「体脂肪減」が見られなかったという事。

「脂肪が落ちてないという事は、筋肉が落ちたのでは？」

そう思うかもしれませんが・・・

そう判断するのは、まだ早い！！

それは・・・体組成計のしくみにあったのです。

本日は、『体組成計あるある！』についてお話ししていいきたいと思います。

体組成計あるある！

実は、体組成計には微弱な電磁波が流れ、その電気の流れにより、体内の水分量を基準に「筋肉量」「脂肪量」を測っています。

「筋肉」には、水分が多く蓄えられています。
したがって、水分量が多い=筋肉量が多い

とみなされます。

また反対に、水分量が少ない=脂肪量が多い

と判断になります。

例えば、よくありがちなのが・・・飲み会翌日の測定結果！

前日、飲み会でお酒をたくさん飲んでしまった・・・

アルコールの利尿作用によって体内から水分が多く排出されます。
その場合、体内の水分が少なくなるため、体脂肪は高く、筋肉量は低く出ます。

また、飲み会で塩分の高いおつまみをたくさん食べてしまった場合、（塩分は、水分を溜めこもうとする働きがあります。=「むくみ」）体内の水分が多く含まれるため、体脂肪は低く、筋肉量は高く出ます。

また、湯船やサウナに入った後の結果は、筋肉量が落ちていて、脂肪量がどっと上がります。それは、水分が体内から出された為にこのような数値がでるのです。

つまり・・・

体組成結果は、その日あなたの「測る時の状態」で十分に変わってくるというわけなのです。

大事なのは、1日で見ていくのではなく、1週で見ていく事。

そして、もう1つ！

「測るタイミング」でも測定結果は変わってくる場合がよくあります。

「朝〇kgだったのに、夜+２kgになっていた・・・」というのは、よく聞く話ですが・・・

これも測る時間帯による体内の水分量によるもの。

体重を定期的に測定場合は、自分の中できまり事を作っておくことが大切です^^

私の場合は、

〇朝、起床してトイレに行った後

〇パジャマのまま（服の重さ若干入ってきますので、重さになりそうな上着などは脱いでます。）

という感じ^^

できれば、「同じ条件」、「同じタイミング」で毎日測定していけるとより正確な結果で進捗を確認しやすいですね！

大山さんの測定結果の場合・・・

大山さんの今回の測定結果の状態は、体重は落ちているのだけれど、体脂肪が落ちていないという事。

水分量をチェックしてみると・・・

やはり水分量は、いつもより低く出ていました。

体脂肪が低く出た原因は何だったんでしょうか？

トレーナー「水分は、摂れていますか？」

大山さん「水分・・・あまりとっていないかも。そういえば、便秘気味で・・・」

トレーナー「そうなんですね。体重は落ちているのですが、水分が摂れていない分脂肪量が高く出てしまった事も考えられますね・・・水分は、大山さんの場合だと約２ℓを目標に飲んでいくように意識してみて下さい。きっと、水分も摂ることで便通も良くなり、体組成結果も変わってくるはずです。今週は、水分をなるべく意識して摂るようにしてみましょう。」

ご本人も、「体はやはり以前よりは締まってきている！」と実感している様子。
そのままもう少し経過を見ていく事になりました。

ダイエットは、焦り禁物！
1日ではなく、1週ごとで見直していき改善していく事がダイエット成功のコツです^^

//////////////////////////////////////////////////////////////////////////
玉城　なつみ

株式会社DIETA パーソナルトレーナー

NSCA-CPT
ピラティスベーシックマットインストラクター

2014 BEST BODY JAPAN 日本大会ファイナリスト
女性のボディーライン作りを専門としています！女性の体に合わせた食事アドバイス、エクササイズ（トレーニング・ピラティス・ウォーキング）を通して姿勢、動きの改善をし、日常生活から綺麗な体が作れるようサポートします。

【DIETA麻布十番店】
東京都港区東麻布3-7-11　パークサイドビル2F

麻布十番徒歩1分
無料カウンセリングはこちらから
https://dieta.jp/

仕事の依頼はこちらまで
natsumi.tamaki@dieta.jp